怖いと思うから身体が震えるのか、身体が震えるから怖いと判断するのか【脳の外で考える】

まだ全て読み終わっていないが、章毎に興味深い部分をピックアップしていく。
人は恐怖を感じる時、鼓動が速くなり、身体が震え、汗が流れる。
今自分は恐怖を感じていると認識しているのは「脳」で、鼓動のスピードや身体の震え、汗などは「身体」の反応だ。
私たちは普通、恐怖という「感情」を「脳」が認識した事で、その後「身体」に反応が出てくるものだと考えている。
しかし本書はそこに異を唱える。逆であると。
最初に「身体」が反応を起こし、それを「脳」が受け取り、恐怖という「感情」を認識するというのだ。
身体からの反応が先にあり、脳が反応から理解する
ここからは私の解釈になるが「身体」が先に反応を起こす時に「脳」がまったく使われていないわけではないと思う。
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「4 FOCUS 脳が冴えわたる4つの集中」で出てきた、無意識の「デフォルト・モード・ネットワーク」が、意識している状態「セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク」よりも先に反応する事で、身体的な反応が生まれるのではないだろうか。
無意識は、日頃の意識が作り上げているもの。今までに蓄積してきた経験や見聞きした情報などを元に、意識が認識するよりも先に「身体」にシグナルを送り「身体」が様々な反応を起こす。
その反応から意識が、今の自分の「感情」を認識し決定しているのではないだろうか。
身体の反応は直感からのシグナル
直感や勘と言われるものは、決して根拠のない憶測ではなく、無意識という「デフォルト・モード・ネットワーク」が瞬時に叩き出した、過去の経験や知識を元にした極めて合理的な結論であると考える。
そして、そういった状況に直面した時、確かに「身体」が何かしらの反応を出していた事を思い出す。
無意識による直感が先か、身体的な反応が先かは流石にはっきりはしないが、理屈よりも先に、動悸が早くなったり、胃のあたりが重苦しくなったり、背中のあたりがゾクッとする感覚を経験した事がある。
そういう時は、だいたい良くない方向に向かっているので、根拠を論理的に考えるよりも先に、それらの身体の反応を頼りに、その状況から逃げるようにしてきた。
その判断が正しかったかどうか、全てを確認する事はできなかったが、いくつかはその後の流れを外から観察でき、逃げて正解だったと胸をなでおろした事があった。
身体の反応は、無意識が生み出す直感からのシグナルと考える事ができるのではないだろうか。
身体の反応に耳を傾ける習慣
身体の反応に耳を傾け、認識しやすくするには瞑想が有効とあった。
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私が読んだ「頭を「からっぽ」にするレッスン」でも瞑想の練習方法の一つとして、自身の身体を頭から足先まで順番に意識を持っていき、スキャンしていく方法があったが、これがまさに身体の反応に耳を傾ける習慣になると思う。
ポイントはスキャンはするが、あくまでも観察するだけという事。
痛みや張り、凝り、こわばり、痒み、鼓動などなど、身体に感じる反応を確認するだけで、原因を考えたり、対処しようとしない。アンテナ感度を上げる事、そしてその時々の反応の差異に気づく事が重要だ。
それにしても、読んでいる本が、不思議と全て「瞑想」に行き着くのが非常に面白い。「瞑想」の重要性がどんどん増していく。



